オノダの家づくり、木の家「惠森-keishin-」
オノダの家づくり、
木の家「惠森-keishin-」
1919年創業の材木商、株式会社オノダがつくっています。
1919年創業の材木商、
株式会社オノダがつくっています。
適切に安定処理した、木材を提供し続ける
オノダだからつくることのできる家。
木の家「惠森-keishin-」は、
「暖かさ」と「健康」のどちらも叶えた家です
適切に安定処理した木材を提供し続ける
オノダだからつくることのできる家。
木の家「惠森-keishin-」は、
「暖かさ」と「健康」のどちらも
叶えた家です
「暖かさ」
エアコン1台で家中が暖かい
「健康」
県産無垢材による健康的な空気環境
呼吸機能のある自然素材を内装材に使い、住まい全体が自然の状態で呼吸をする。
そんな「呼吸する住まい」と、
オノダの「国産の無垢の木を使い、職人の技を活かした家づくり」により生まれた、素材感が楽しめるシンプルな木の家です。
時が経つほどに味わいの出る自然素材の家は、愛着を生み、本当の意味で永く大切に住まう家へ、家族とともに日々成長していきます。
オノダの住宅「恵森」は丈夫で長持ちして、冬暖かく夏涼しく、住まれる方々の健康を維持増進できる家の実現を目指しています。
3世代住み続けられる家 ーオノダ会長の想いー
「恵森」は、当社会長の経験から誕生しました。
ヨーロッパで知った、カルチャーショック
1980年代、ヨーロッパの木材工場を視察したときのことです。
それは日曜日の夕方、この日の見学も一通り終了し、お茶を飲んでいた午後3時過ぎのことでした。ストックホルム港に帰港するヨットやボートの多さに驚き「スウェーデンの国民は随分裕福なくらしをしてるんだな」と感じたものです。
その理由を聞いたところ、スウェーデンでは住宅を3〜4世代が利用し続けていることを知りました。家を受け継いだ人は住居にお金がかからないため、可処分所得が増えゆとりのある生活を送っていました。
日本の木材生産構造が遅れていることに気づいた
その後ドイツを中心に、ヨーロッパの住宅の造りを研究した結果、「木材利用の水準の高さ」が住宅寿命の長さを実現していることがわかりました。スウェーデンの方々が住宅を3〜4世代住み続けられる理由も、このような木材の生産構造にあると理解したのです。特にドイツの製材業における生産性の高さは、日本も倣うべきだと感じました。
日本の木材生産構造が遅れていることを目の当たりにした後、当社では機械によるオートメーション化を目指し、以下の設備を導入して参りました。
1983年:湿式木材乾燥機
1985年:木造住宅用構造材機械プレカットプラント
1988年:蒸気式乾燥機
これにより、従来の手作業による工程よりも、より高速かつ正確に製材を行うことが可能になり、高品質な材料を安定的に供給できることにつながりました。
恵森に込めた「住宅の長寿命化」と「ゼロエネルギー」
製材のオートメーション化と同時に、住宅全ての材料を国産材で作れないか、という思いで計画したのが「恵森」です。2011年に誕生した恵森には、当時から住宅の長寿命化とゼロエネルギーを目標に掲げており、その取り組みは、今日まで続いています。
長寿命化について、西欧諸国では住宅寿命が80年を越えている一方、日本国内で高度経済成長期に建てられた建売住宅の寿命は、せいぜい25年から30年という短さです。またゼロエネルギーについては、住宅の基本性能が整っていれば、冬は暖かく夏は涼しく生活できることを基本理念としています。
そのため当社では、岩手で育った木材を目的に沿った加工処理を施し、風土に合致する構造躯体を組み上げ、土地に適合する気密・断熱性能を備えた住宅の供給を目指しています。
具体的には主に次の取り組みを行っています。
・住宅を建てる場所の選定は立地地盤を諸資料検査等で調査し、土地の安全性を十分確認する
・木材の利用は建築地の気候風土が育んだものを優先し、常に乾燥状態が保たれる様に計画する
・構造骨組みを太く利用し、可能な限り無垢材を利用する事で、木材本来の性能活用に努める
・腐れが心配な個所には腐れに強い樹種か防腐防蟻処理した木材を利用する
・水周りなど水漏れの心配な所は、シロアリ対策も含み防腐防蟻処理材を使用する
・設備機器など、住宅本体より耐用年数の短い機材は、構造に影響しない付け替え容易なモノを選ぶ