夏は「調湿」で快適な木の家

夏、家の中を快適に保つ秘訣

夏、快適な住まいを実現する3つのポイントは
「①調湿」「②気密」「③断熱」

「湿度が高くて不快…」
「じとじとして、なんとも気持ちの悪いこの感覚…」
夏の暑さは、ただでさえ厳しいもの。でも、実は私たちが感じる不快感の大半は、高い気温よりも「高湿度」によるものです。湿気が多いと、体からの熱放出がスムーズに行われず、結果として蒸し暑くて不快な状態が続いてしまいます。

「恵森」では、無垢材の自然な「呼吸」が家全体の湿度を調整。夏でも室内を快適な状態に保ちます。

また、エアコンの除湿機能に頼るのではなく、「気密」「断熱」に優れた構造で、無垢材の持つ自然の力利用することで、より健康的で心地よい室内環境を作り出すことができるのです。

「恵森(けいしん)」の家は、部屋を冷やすだけでなく、湿気をコントロールして涼しさを持続させることが特徴です。その理由を三つの重要なポイントを通じてご紹介します。

7月13日〜イベントのお知らせ

北上展示場では、2024年7月13日(土)から7月21日(日)まで特別イベントを開催します。
その間、展示場は冷房を「切った(!?)」状態で皆さまをお待ちしています!

展示場で体験。
調湿・気密・断熱性能で快適さを実感する「9時間」


前日の18時、展示場の営業時間が終了してから、当日の9時までエアコンで家を涼しくします。その後展示場のオープン時間はエアコンを切った状態で営業いたします。
14帖用エアコン1台で涼しく調湿した「恵森」はその気密・断熱性の高さで9時間程度では冷気を逃がしません。
木の家「恵森」の気密・断熱性の高さも体感いただけると思います。

イベントについて詳しいことはこちらをご覧ください

① 調湿とは?

1. 無垢材の特性

無垢材とは、自然そのままの木を加工した材木のことで、合板や他の人工的な材料とは異なり、木本来の特性を持っています。この無垢材には、自ら湿度を調整する「呼吸する」能力があります。この特性が、無垢材を使用する最大の利点の一つとされています。室内の湿度が快適なレベルで保たれると、私たちはより快適に過ごすことができるのです。

2. 湿度の吸収

夏場、外は蒸し暑く、室内も湿度が高くなりがちです。無垢材はこの高い湿度を感知すると、自動的に湿気を吸収します。これは、木が自然に持っているスポンジのような機能によるもので、余分な水分を吸い取り、室内環境を快適に保つのに寄与します。この吸湿作用により、エアコンだけに頼らずとも、室内の湿度を適切にコントロールすることが可能になります。

3. 湿度の放出

逆に、冬場や空調により室内が乾燥しすぎた場合、無垢材は蓄えていた水分を放出します。この自然の調湿機能により、室内は適度な湿度が保たれ、空気が乾燥しすぎることによる不快感や健康問題を防ぐことができます。無垢材が放出する水分は、室内の空気を自然に潤し、一年を通して快適な空間を提供します。

まとめ

無垢材を使用した家では、自然に湿度を調整することで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。この素晴らしい調湿機能は、無垢材ならではのもの。人工的な材料では得られない、無垢材の自然な力を活かした生活を、ぜひ体験してみてください。自然と共生する家で、年中快適な生活をお楽しみいただけます。

②気密とは?

気密は、家の中と外の空気の出入りをどれだけ防げるか、という性能のことです。気密性能が高いと、家の隙間から外の空気が入ってくるのを防ぎ、室内の空気も外に漏れません。

気密が低い:外気が室内に入ってきてしまう・・・
気密が高い:外気が室内に入りこむのを防ぎます

気密性能が高い家には、以下のような効果があります

  • エアコンや暖房の効きが良くなる:冷房で冷やした涼しい空気や、暖房で暖かくした空気が外に逃げないため、室温が一定に保たれます。
  • 外からの湿気やホコリをシャットアウト:夏の湿気や冬の乾燥した空気が入りにくく、室内の快適な環境を維持できます。また、24時間換気システムによる計画的な換気を行うためにも気密性能は必須です。

例え話:密閉されたペットボトルのようなものです。ふたをしっかり閉めていれば、水が漏れないのと同じで、家全体をしっかり密閉すると、室内の空気が外に漏れないのです。

「恵森(けいしん)」の気密は、以下のような仕様を主に採用しています

スクロールできます
開口部(サッシ)トリプル樹脂サッシ。JIS規格A4等級を大きく上回る気密性能を有し、冷暖房房負荷を大きく軽減します。また、ドレーキップ窓を採用する事によってさらに性能を向上させる事が出来ます。
気密シート可変調湿気密シート「タイベックスマート」を採用。気密性に優れるとともに、調湿機能も兼ね備えているため夏場の壁内結露の抑制にもつながります。
施工プランニング段階から気密の取りやすい設計を行い、設備は極力ダクト配管などは避けたシンプルな構造とする。
現場においてはシンプルな構造の為、気密施工がし易く精度が上昇。
全棟安定した高気密化に成功しています。
気密測定全棟実施。お客様にはC値=0.4以下の性能をお約束。平均C値=0.3の性能を
気密性能(C値)C値=0.2~0.4

断熱とは?

断熱は、外の暑さや寒さを家の中に伝えにくくする性能で、言い換えると家の中の熱を外に伝えにくくすることです。断熱性能が高ければ高いほど、外がどんなに暑くても寒くても、室内の温度が変わりにくくなります。

断熱性能が低い:外部の熱が伝わりやすい。暖冷房負荷の増大
断熱性能が高い:外部の熱が伝わりにくい。暖冷房負荷の減少

断熱性能が高い家には、以下のような効果があります

  • 夏は涼しく、冬は暖かい:外の暑さや寒さを遮断するので、室内の温度が安定します。
  • エアコンや暖房の効率が上がる:室内の冷気や暖気が外に逃げず、エアコンや暖房の効きが良くなります。

例え話1:魔法瓶(サーモス)のようなものです。断熱材がしっかり入っていると、外の温度に影響されず、中の飲み物が長時間冷たいまま、または暖かいまま保たれます。

例え話2:性能の良い電気ポットは、断熱性能がきちんと確保されているため一度お湯を沸かすと冷めにくくなっています。また、熱が逃げにくいということは効率的にお湯を沸かすことが出来ます。かつ保温の際にはより少ない電力で温度を維持することが出来ます。

「恵森(けいしん)」の断熱は、以下のような仕様を主に採用しています

①壁の断熱W断熱:内部充填断熱120㎜+外部付加断熱100㎜=220㎜厚
②屋根の断熱W断熱:内部充填断熱120㎜+外部付加断熱240㎜=360㎜厚
③基礎の断熱W断熱:基礎立上り内部50㎜+外部50㎜ 基礎土間:全面基礎断熱200㎜
④開口部(サッシ)トリプル樹脂サッシを標準装備、断熱効果を向上。また太陽光の恩恵を受け入れる為、南面には大きな掃き出しサッシを採用。積極的に日射取得を行い、冬期の暖房負荷を軽減する。
第一種熱交換式24時間換気システムダクトレス式第一種熱交換換気システムを採用。これにより、換気による熱ロスを防止。
断熱性能(UA値)平均UA値=0.2~0.25(ZEHレベルの省エネ性)

熱損失(外皮性能)について

熱損失とは、暖房や冷房で快適な室内温度に保とうとしても、建物の外に熱が逃げてしまう現象のことを指します。冬は室内の暖かい空気(熱)が外に逃げてしまい、夏は冷房で冷やした涼しい空気が外に漏れてしまうことです。

どのように熱が逃げるの?

熱が逃げるポイントはいくつかあります。以下のような場所から熱が漏れます
1.窓や玄関ドア: 窓のガラスやフレーム、玄関ドアからも熱が逃げます。
2.壁や屋根:壁や屋根の断熱材が不十分だと、そこから熱が逃げます。
3.床下:床下の断熱が十分でないと、冷たさが床から上がってきます。
4.すき間: 壁と壁の間やドアの隙間、電気コンセント周辺などからも熱が逃げます。

どうすれば熱損失を減らせるの?

1.断熱材の充実:壁、屋根、床などに断熱材を入れて熱が逃げるのを防ぎます。
2.窓の性能向上:二重窓や断熱サッシを使って、窓からの熱損失を減らします。
3.高気密住宅:家の隙間をなくし、室内外の空気の出入りを減らすことで、熱が逃げるのを防ぎます。

UA値(外皮平均熱貫流率)とは?

UA値(ユーエーち)は、家全体の断熱性能を表す指標です。

  • 具体的な意味: 建物全体からどれだけ熱が逃げるかを示す値です。
  • 単位: W/㎡・K(ワット毎平方メートル・ケルビン)
  • どう読むのか?: 値が小さいほど熱損失が少なく、断熱性能が高く省エネであることを意味します。

例で考えてみよう

  • UA値が0.87の家: 熱が外に漏れやすく、暖房や冷房が効きにくいです。関東以南の温暖な地域の基準値です。
  • UA値が0.56の家: 熱が外に漏れる量が少ないため、冬は暖かく夏は涼しく過ごせます。岩手県の大部分の地域の基準値です。
  • UA値が0.25の家: 熱が外に漏れる量が非常に少ないため、より少ないエネルギーで冬は暖かく夏は涼しく過ごせます。(恵森の標準的な性能)